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中国文化部、過激で暴力的なアニメにメス 「進撃の巨人」も対象に (2)

人民網日本語版 2015年04月02日08:11

■爆弾の製造方法を描く漫画・アニメ作品など、数多くの日本アニメが取り締まり対象に

今回の取り締まりリストに入っている違反インターネット漫画・アニメ作品には、暴力テロや銃器の使用の詳細な描写、爆弾装置の製造方法、犯罪方法などの内容が含まれている。例えば、「残響のテロル」(中国題:東京残響)は、少年が国に復讐するため、テロ爆弾を製造する様子が描かれているほか、核兵器の材料を盗み、爆弾を製造する様子が描かれ、「この世界に引き金をひけ」をキャッチコピーとしている。

また、血なまぐさくてグロテスクな映像作品として取り締まりリストに入っているのが、「Blood-C」だ。少女と怪物が繰り広げる戦いが描かれる同アニメには、血しぶきが飛び散る流血シーンや手足や頭が切断される虐殺シーンなどが大量に含まれている。特に噴水のように流血するシーンが最も血なまぐさいものとなっている。

わいせつな要素で人目を引くなど低俗極まりない作品に挙げられているのが、「学園黙示録」だ。わいせつのラインぎりぎりのきわどい描写が、明らかに社会道徳の規準や公序良俗に反している。

このほか、日本や中国で絶大な人気を誇る「進撃の巨人」「寄生獣」「東京喰種 トーキョーグール」「デスノート」なども放映禁止作品リストに入っている。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年4月2日        


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コメント

最新コメント

橘 優世   2015-04-0761.130.147.*
確かに、日本のアニメの多くは暴力的なシーンやエロスの要素などたくさん含んでおり、「アニメは子供が見るもの」という観念が強い中国人には、些か抵抗があるのも仕方ありません。そういう意味で文化部の措置も一理はあると思います。しかし、あくまで二次元の産物である、フィクションであるアニメを見たら、犯罪に走ってしまう恐れがあるとは、とても近代市民の考え方とは言えません。それに、アニメを禁止しても、犯罪を防ぐわけではないし、アニメを見て犯罪を犯すという事件も聞いたことありません。それより、法制教育をしっかりやらねば根本的な解決にならないと思います。
室戸 桂一朗   2015-04-0458.157.98.*
以前にも書いたように日本のアニメや漫画類の多くが、勧善懲悪的な低級なものであり、暴力、性、偏狭な人間、無条件に興奮する阿呆、等、人間としてあるべき理想像からは、正反対の劣等的人間像が平然と中心になっているものばかりだ。日本的な、偏狭な島国根性丸出しの、すぐ喚き散らすような劣等生を基準として、単純に正義と悪を区分し、一方的に悪に対して戦うという単純無反省の空想物語ばかりであり、見る価値はない。中国の皆さんは、もっと人間的な深みのあるアニメを作るべきだろう。
宮田聡美   2015-04-0314.18.243.*
歴史を反省しない日本のような国のアニメだの漫画だのなんて、そもそも質なんかいいはずないですよ。質のよいのは、むしろ例外なんです。日本だって、まともな家庭では子供に有害なアニメや漫画は見せません。たとえ子供が隠れてみても、親として「断固反対」の意思表示はし続けます。それが責任ってもんです。中国はもっと早く規制すべきでした。