中国航天科工集団公司第三研究院第33研究所はこのほど、中国初となる海上・航空重力計の開発で大きな進展が得られたと発表。国内の同分野における空白を埋めた。中国が自主開発した同重力計は、航空機・艦船など不安定な環境下でも精確に重力加速度を測定できる計器で、基礎的な重力マップの作成、油・ガス・鉱物資源探査、地球物理学研究などの分野で応用できる。光明日報が伝えた。
一般的な重力計とは異なり、海上・航空重力計は砂漠、山・川、原生林、海など、人間が到達しにくい場所での迅速かつ効率的な測量が可能だ。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年4月9日