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概念株の悪夢は去り、世界で最も熱い中国株式市場 

人民網日本語版 2015年04月15日14:42

「未年がブルマーケットを連れてきた」、「中国株式市場に火がついた」、「中国株式市場はロケットに乗った」などなど、ここ数日、このような例えやジョークが海外メディアをにぎわしている。ここには中国株式市場の猛烈な値上がりと中国人の株投資への情熱に対する感嘆の気持ちが表れている。「環球時報」が伝えた。

14日の中国株式市場は上昇と低下を繰り返した。上海総合指数は4135.56ポイントで引け、前日比0.34%値上がりし、深セン成分指数は1万4042.46ポイントで引け、同0.76%値下がりした。米国の放送ネットワークNBCの経済番組は、「中国の上海指数は14日に上下動を繰り返した後、最後は小幅の値上がりに落ち着き、7年ぶりに記録を更新した」と報じ、アナリストは、「上海指数の上下動は15日にさまざまな経済データが発表される予定であることに影響されたもので、長い目でみると低水準に落ち込む可能性がある第1四半期(1-3月)の国内総生産(GDP)データなどに影響されたものだ」と分析する。

英国紙「デイリー・メール」は最近の中国市場の値上がりについて、「市場が動き始めると、これを阻止できるものはほとんど何もなかった。中国の対外貿易の輸出は先月に15%減という驚くべき減少ぶりを示し、輸入は2009年の金融危機以降で最大の減少幅を記録。上海株式市場もこれにつれて低下するのではないかとの予測が広がった。だが市場は相次いで上昇し、13日には記録を更新した。ブルマーケットになると、伝わる情報の善し悪しにかかわらず、市場は上昇を続けるものだ。英国ではFTSE全世界指数が15年ぶりに7千ポイントに達したことでお祝いムードになったが、株式市場の真の繁栄は中国にこそあった。過去12カ月間に、上海総合指数は2倍の上昇を遂げ、2月になると3千ポイントが4千ポイントへと急上昇した。長年にわたり、中国経済は爆発的な成長を遂げ、毎年7~8%の成長率を達成してきたが、株式市場はほとんど動きを止めていた。だが今の株式市場はロケットに乗って急速に空を駆け上がるような勢いに包まれている」と報じた。

ドイツのニュース専門放送局は14日、「中国概念株に投資する人は過去数年間は悪夢を見、中国株式市場はかつては『世界で最ももうからない株式市場』などと言われきた。だが昨年下半期以降、市場は上昇を続け、世界の投資家の注目を集めるようになった」と報じた。ドイツの投資サイトは同日に発表した論考の中で、「今年の中国は未年で、羊は平和、幸福、豊作の象徴だ。羊と牛(ブル)は仲が良く、羊がブルマーケットを連れてきて、中国株式市場に繁栄の光景をもたらした」と述べた。オーストラリア紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」も同日、「中国の株式市場に火がついた。上海指数は今月すでに20%値上がりしている。先週金曜日の中国株式市場の出来高は2500億ドル(1ドルは約119.6円)に達し、米国株式市場の出来高の総額を上回った」と伝えた。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年4月15日

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