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AIIB創設の「タイムテーブル」 総裁は発足後に任命 (2)

人民網日本語版 2015年04月16日15:22

▽世銀、ADBなど既存の多国間開発銀行もAIIBの関連業務を支持

AIIB創設が提唱されると、世界銀行の金墉(ジム・ヨン・キム)総裁、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事(代表)、アジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁は、さまざまな場面でAIIB創設を積極的に支援する姿勢を明らかにし、AIIBとの協力展開の意向を示した。世銀やADBなどの多国間開発銀行はすでにAIIB多国間臨時事務局と業務上の連携を進め、多くの場面で支援を行っている。

史副部長は、「AIIBの発起人、また世銀やADBの重要な出資国として、中国はAIIBの創設準備と未来の運営のプロセスにおいて、AIIBと世銀やADBなどの既存の多国間開発銀行と知識の共有、能力の構築、人材交流、プロジェクトへの融資などの面での協力を積極的に推進し、アジア地域のインフラ融資の水準を共同で引き上げ、この地域の経済・社会の発展を促進していく」と話す。

▽AIIB初代総裁は発足後の閣僚級理事会で任命

メディアの報道によると、中国はすでにAIIB初代総裁の人選を確定したという。これについて史副部長は、「昨年10月24日に調印されたAIIB創設の覚書に基づき、AIIBには理事会、取締役会、管理層による三層の管理の枠組が設けられ、効果的な監督管理メカニズムが構築されて、方針決定の効率性、公開性、透明性が確保されることになる。AIIBは公開、透明、最適の原則に基づいて総裁と上層部の管理者を選出・任命する。既存の多国間開発銀行で通常行われているやり方にならって、正式に発足した後に閣僚級理事会を開催し、そこで初代総裁を任命することになる」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年4月16日


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