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アリババ、カーディーラー1千店とタイアップ 

自動車アフターサービス市場への参入本格化

人民網日本語版 2015年04月17日14:05

アリババ(阿里巴巴)は自動車事業部を創設後、スピーディな戦略配置を進めている。同事業部は16日、自動車アフターサービス市場に参入することを発表、全国にある各メーカーの4S店(ディーラー)と提携し、メンテナンスのオンライン予約サービスをスタートさせる。アリババが16日の時点で提携したのは、BMW、ビュイック、MINI、トヨタ、栄威、MG、日産、東南自動車など各メーカーの4S店実店舗約1千店に達し、全国の全4S店の5%を網羅している。北京商報が伝えた。

カーオーナーは、アリババが運営するB2Cのオンラインモール「天猫(TianMao)」で、4S店でのメンテナンスの事前予約ができる。時間の予約のほか、オフの時間帯であれば値引きが可能で、サービスに対する評価付けもできる。サービスには、「メンテナンス・パック」と「メンテナンス・チケット」の2種類があり、前者は指定車種約20種類に、後者はメーカーの全車種に、それぞれ対応している。現時点で、北京では、ビュイック、トヨタ、MINI、BMWのメンテナンスサービスが予約できる。「メンテナンス・パック」のオンライン価格は、オフライン価格より15%安く、「メンテナンス・チケット」は通常、オフライン価格の半額だ。アリババは今後、顧客がモバイル・ネットワークでいつでも予約できるよう、専用の携帯アプリをリリースする予定という。

アリババ自動車事業部の王立成・総経理は、「4S店のサービスが行き届かない問題について、メディアが取り上げているが、4S店システムは、現時点で最も主流で最も保障が行き届く自動車アフターサービス体系であることは間違いない。業界は『インターネット+』のコンセプトを依りどころとし、変革しつつある。4S 店はオフの時間帯のマンパワーを存分に活用できる。顧客はオンライン予約で待たされる必要がなくなり、さらにはオフの時間帯には優待価格を享受できる。また、サービスに対する評価を行うことで、プラットフォームを通じてサービスのアップグレードを促すことが可能となる」とコメントした。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年4月17日

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