上田氏の特許は2003年に期限が切れてしまったため、現在の自撮り棒の流行による利益は得られていない。逆に、カナダの発明家ウェイン・フロム氏が2000年年初に発明した伸縮可能な自撮り棒「Quik Pod」は非常に売れている。上田氏は、「私の発想は少し早すぎた。そのため、失敗は避けられなかった。ただし、これは、私が発明した数多くの発明品の1つに過ぎず、ほかにも300件以上の特許を取得している」と語った。
自撮り棒は今や大人気となり、世界各地の人々がさまざまな場所で使用している。しかし、自撮り棒は多くの観光地、博物館、コンサート、競技場などで脅威になっており、使用が禁じられている。
(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月23日