ネパール政府関係者は、先日発生したマグニチュード(M)8.1 の大地震による犠牲者がすでに4千人を上回り、負傷者が7500人に達したことを明らかにした。犠牲者の数は今後も増え続ける見通し。中国新聞網がフランス通信社(AFP)の報道を引用して伝えた。
ネパール政府の災害担当上級職員は、「今回ネパールを襲った大地震によって、4010人が犠牲となり、7500人が負傷した。救援隊員が、カトマンズ郊外の村々が壊滅的な状態となっているのを発見したため、犠牲者の数は今後も増え続けると予想される」と話した。
この上級職員は、「救援活動は現在も続いている。多くの場所で、人々が倒壊した建物の中に閉じ込められている可能性が高い。我々は、農村部からより多くの情報を得ようと試みている。新たな情報が得られれば、犠牲者の数はさらに増えるだろう」と続けた。