大阪大学の石黒浩教授と彼のロボット。 |
北京国家会議センターで開催中のインターネット・カンファレンス GMIC(Global Mobile Internet Conference)で28日、日本・大阪大学知能ロボット学研究室の石黒浩教授が実際の人間をモデルにした知能ロボットを、モデルになった人物と一緒に紹介した。同ロボットは人間そっくりの外見で、話す時には動作や表情も伴う。北青網が伝えた。
石黒教授は知能ロボットの発展と利用可能な分野について紹介した。知能ロボットが利用される社会が近い将来に到来し、教育などより多くの分野で使われるようになるだろうと予測した。
石黒教授は、ロボットが参加する社会は近く現実のものとなり、多くのロボットがますます多くの分野で使われ、またその過程においてロボットの外形も機械的なものから人の形へと転換するだろうと語った。人間はロボットとの交流の中で、人と人との間での交流で得られるような効果を期待するため、ロボットをより人間に近い形にするようになっていくという。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月29日