■湖南省永州市柳子街歴史文化街区
柳子街歴史文化街区は主に、柳子廟、柳子街、愚渓、西山、鈷鉧潭西小丘(鈷鉧潭の西の小丘の記)などの観光地が含まれる。中でも、柳子廟は紀元814年に永州の人々が唐代の進歩的な思想家、政治家、著名な文学家であった永州司馬(州の長官に属する職)の柳宋元を記念して建てたものだ。この廟は柳子古街の中心となる観光地だ。
全長550メートルの柳子古街は、すべて青石が敷き詰められた古い道で、北京の胡同に似ている。路地の両脇には精緻な飾りが施されたのぞき窓がある白壁と黒い瓦が続き、まるで江南地方の美しい水郷の街のようだ。路地内の建築物は雲壁(天井部分が上下に波打つような形をした壁)や青石の門、石段のほか、多くは古い木造の住居と瓦を組み合わせた建築物となっている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月30日