2015年6月3日  
 

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「黒塗りメイク」騒動、日本の外国人は永遠に「外人」のまま (2)

人民網日本語版 2015年05月08日13:34

■日本人は心の底から外国人と友人になろうとはしない

日本語の勉強を始めた頃、韓さんは情熱的でフレンドリー、紳士的で風格のある先生を非常に尊敬していた。毎回、留学生のクラスメートと一緒に四川料理や火鍋などの中国料理を作るときも、必ず先生の分を忘れずに取っておいた。しかし、先生は毎回表面的には感謝の言葉を口にしていたものの、その後「清潔でない」という理由で料理を捨てていたことを後になって知った。

日本に留学して5年になる韓さんにとって、美しい景色や美味しい食べ物を除いて、日本で最も印象深いのは日本人の冷淡さだった。韓さんは、「日本人は表面的には礼儀正しいが、実際には他人を頭から拒否しており、心の底から外国人と友人になろうとはしない」と語った。

東京で暮らすマイクさんは、「無料で英語を教えて欲しいという日本の友人の要求を断った後、友情が壊れたことは1度や2度ではない」と語る。日本人は本当に考えていることを直接言わないという習慣があり、往々にして外国人の頭を悩ませる。日本人は会話の中で相手の箸の使い方や日本語が上手いと何度も称賛するが、相手と親しい関係の同僚や友人になることを拒否する。

ジャパン・タイムズは、「外国人はどんなに努力して日本文化に溶け込もうとしても、永遠に『外人』のままだ」と指摘し、朝日新聞も、「民族の優越感が外国人に対する認識が全面的でない要因となっており、日本人の排外心理は非常に深刻だ」と指摘している。

米国で生まれ、後に日本人と結婚して日本国籍となった有道出人氏は、「『外国人お断り』といった張り紙が貼られている店は日本全国に少なくとも50店舗はある。そこには、北海道のゲームセンター、群馬県や広島県のバー、沖縄県のカラオケ店などが含まれる。一部の店主は、外国人が来たら他の客が緊張したり、日本の習慣を守らなかったりすることを恐れている」と朝日新聞の記者に語った。

朝日新聞の世論調査によると、日本人の3分1がより多くの外国人観光客に来て欲しくないと考えているという。また、法務省入国管理局に至っては、専門サイトを立ち上げ、ネットユーザーに不法滞在の外国人の情報を報告するよう求めている。


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