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ネパール地震 在ネパール中国人が語る被災地への旅

人民網日本語版 2015年05月12日13:41

ネパールの首都カトマンズでチベット書店を経営している張軍氏は、ネパール滞在歴が5年になる。張氏は先日、ネパール地震の震源地近くにある村への慰問活動に参加した。

今回の被災地への旅は、偶然がきっかけだった。張氏が5月6日、ネパールの友人宅を訪問したところ、友人は人々を率いて被災地への慰問に出かけようとしていた。張氏は即座に100袋の米と100袋の塩の援助を申し出て、共に被災地に向かうことにした。

張氏は、「8日午前8時にカトマンズを出発した。移動距離は約180キロ。そのうち110キロはアスファルト舗装道路で、50キロは舗装されていない土の道だった。アスファルト舗装道路は2ヶ所が陥没しており、土の道は80%が破壊されていた。私たちは8時間をかけ、やっとのことで目的地付近の麓に到着した」と話した。

被災地までの道のりについて張氏は、「私たちが乗っていたジープは、切り立った崖の上の非常に狭い山道を走っていた。車の片側は壁すれすれ、もう一方のタイヤは崖っぷちギリギリのところだった。前方には大型トラックが走っていたが、タイヤの半分が宙を踏んでいた」と振り返った。

麓に到着すると、車では進めなくなった。山道は険しく、路上には落下してきた岩がいたるところにあり、今にも岩が落ちてきそうに感じた。最も苦労したのは、車で山に乗り入れられないため、米を背負わなければならなかったことだ。


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