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復旦大学のPRビデオは「東大のパクリ」 指摘された日の夜に差し替え (2)

人民網日本語版 2015年05月29日15:40

■復旦側の盗作を疑うネット民、釈明を求める

これら2つのPRビデオは、ネット上で大きな注目を浴び、大量に視聴・転送された。公開された当初は「美しきサイエンス・フィクション+人間性溢れるストーリー+確固とした作品」ともてはやされた復旦のビデオは、たちまち非難の的となった。ネット民は軒並み、「原案、シーン、字幕文案はもちろん、画面のディテールまでもが、あまりにも似ている」という感想だった。登場する女性が、宇宙飛行士かパイロットだけかの違いだけだ。復旦大学がPRビデオを公開した公式微博には、多くのネット民から、「盗作ではないか」という疑いのコメントが寄せられた。「盗作であることがはっきりすれば、絶対に許されないことだ」と厳しく指摘する人もいた。

■ビデオ制作関係者:「確かに発想はパクリ」

8年前からPRビデオ制作業務に携わる関係者は、問題になっているビデオを視聴して、「最大の模倣が『発想』にある」と指摘、次の通り話した。

素晴らしい「シーン」は、どんどん模倣し、そこから学ぶことができる。芸術という点から見て、誰もがより良い方向に進みたいと願うのは当然のことだ。だが、「発想」を模倣することは許されない。東大のビデオは、どの大学PRビデオにも見られる、ありきたりのスタイルは採用していない。お決まりのスタイルとは、大学教員の資質や独自の歴史文化、あるいは各分野でのハード設備を紹介し、一部の卒業生の有名人が登場してコメントする、という方式だ。一方、東大のPRビデオは、極めて様相を異にしており、非常に稀な作品に仕上がっている。実のところ、過去にこのようなPRビデオを見たことがない。東大のビデオのアイデアは、非常に驚くべき発想だ。


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