2015年6月5日  
 

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桐生選手が肉離れ 世界陸上の中日エース直接対決に暗雲

人民網日本語版 2015年06月05日16:08

東洋大学は3日、陸上男子短距離の桐生祥秀(19)が13日に米国で開催されるダイヤモンドリーグ2015第7戦男子100メートルを右太もも肉離れのため欠場すると発表した。このため、8月22日に開幕する世界選手権(北京)への出場が「困難な状態」となっている。中国の蘇炳添が先月末、10秒の壁を破る9秒99をマークしたことを受け、日本では日本短距離界のエース、桐生がこれを上回る記録をあげることが期待されていた。しかし、今となっては、世界選手権の出場自体が危ぶまれている。

中日間の男子100メートルの直接対決が大きな注目を集める中、東洋大学は3日、桐生が先月30日に東洋大学川越キャンパスの陸上競技場で練習をしている際に、負傷したことを突然発表した。桐生は1日、国立スポーツ科学センター診察所で精密検査を受けたところ、右太ももの肉離れと判明し、練習再開まで6週間が必要と診断された。

よく知られているように、桐生は日本短距離で最近目覚ましい活躍を見せている新鋭選手で、日本短距離界のエースと見なされていた。2013年に日本歴代2位の10秒01のタイムを記録したことで、日本短距離界でアジア人初の10秒の大台を切ることが期待されていたが、中国の選手に先を越されてしまった。

この日本の新星は、これまでも常に怪我や事故に悩まされてきた。2014年のアジア競技大会(仁川)の直前、それまで順風満帆だった桐生が突然肉離れを起こし、大会を欠場せざるを得なくなった。最近、桐生は東洋大学川越キャンパスで中国メディアのインタビューに応え、「アジア仁川大会に参加できなかったために中国の選手と直接対決できる貴重な機会を失ってしまった。今回は、中国のライバル、張培萌選手や蘇炳添選手とアジア人初の9秒台をかけて競い合いたい」と語っていた。


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