2015年6月10日  
 

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目指すは女子力アップ? 増える「眉を綺麗に整えた」日本人男子 (3)

人民網日本語版 2015年06月10日08:45

ここ数年、日本人フィギュアスケート選手の羽生結弦・織田信成の両選手が、「女子力の高い」男性の典型として扱われている。羽生選手は熊のぬいぐるみが大好きで、試合前も試合後も、熊のぬいぐるみを抱いている。彼が演技を終えると、多くの観客が、観客席から熊のぬいぐるみをリンクの中央に向かって投げる。小さな子供のような羽生選手の天真爛漫さ、純粋さは、まるで美少年か美少女のようだ。織田選手は、涙もろいことで有名で、感動した時には、テレビカメラの前で、まるで女の子のように、止めどもなく涙を流す。彼のこのような様子が、テレビ局のバラエティ番組担当プロデューサーの眼に止まり、バラエティ番組の常連となり、ついにはテレビタレントになった。確かに、日本のテレビ界には、「女性化」した男性芸人がますます増えている。有名人は、お茶の間の視聴者のために、「女子力」をアップする模範を築き上げたのかもしれない。

毎年「流行語大賞」に選ばれる言葉の中には、男子がだんだんと「女子化」の方向に向かっている特徴を見て取ることができる。2009年の「草食男子」「弁当男子」「おやじ女子」、2010年の「イクメン」、2013年の「日傘男子」に続き、2015年には、「女子力男子」が選ばれると見られる。

強い女性が増え続けている状況が、「男性の女性化傾向」を推進する上で一定の作用を果たしている。これまでは、電車の車内には「痴漢」が出没したが、今では「痴女」も登場した。この現象は現在、「法律上の死角」となっている。女性は、男らしさを失いつつある男性を非難する前に、まずは我が身を省みる必要があるのではないだろうか? (編集KM)

「人民網日本語版」2015年6月10日


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