物資不足深刻なルアンダが1位
共通の品目を対象にした調査であるため、物資が不足している地域は生計費が高くなる結果となる。例えば、物資不足が深刻なアンゴラの首都・ルアンダでは、ブルー・ジーンズ 1着が約247ドル(約3万円)と、ニューヨークの4倍以上となっており、同ランキング1位と海外駐在員にとって最も物価が高い都市となっている。
アフリカのチャドの首都ンジャメナは、現地通貨のCFAフランが対ユーロで値を下げたため、昨年の2位から10位に順位を下げた。
中東では、イスラエルのテルアビブが18位と、中東で海外駐在員にとって最も物価が高い都市となり、ドバイ(23位)やアブダビ(33位)など富豪が集まる都市を上回っている。
米国では、地域で最も順位が高い都市であるニューヨークが16位と、昨年と同じ順位に留まったものの、ロサンゼルスは昨年の62位から順位を26上げ36位になった。
その他、英国のロンドンは昨年と同じ12位、シンガポールも昨年と同じ4位、ソウルは昨年の14位から順位を6上げ8位だった。一方、最下位はキルギスタンの首都・ビシュケクで、ナミビアの首都ウィントフック、パキスタンのカラチがそれに続いている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月18日