2015年6月26日  
 

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中国の旅行会社、日本の観光資源を奪うため日本進出を加速化 (2)

人民網日本語版 2015年06月26日08:23

頓続東氏はさらに、「国内の旅行会社は日本の旅行資源を全面的に奪う計画を推進している。ハイシーズンの日本行の航空券の事前予約期間はますます長くなっており、旅行社は半年前から航空券の予約をしている。2、3年前にはまったくこのような状況は見られなかった」と指摘する。

頓続東は、「今のような現象は航空資源だけに限ったものではなく、ホテルや現地の提携会社も同様だ。バスの運転手さえ現在すでに足りない状況に陥っており、時にはあらゆる運転手が出てしまい、交代要員がいないとクレームがくるほどだ」と明かした。

携程旅行網の統計によると、2015年に主催した訪日ツアー客数は前年比100%超となっている。同程旅游も訪日旅行者数は前年同期比の10倍以上の伸びを示していることを明かしている。訪日旅行ブームはなぜ続くのか?同程旅游の職員によると、欧米や中東、アフリカなどの7、8日間の旅と比べ、訪日旅行は距離の近い海外旅行として、国内の旅行者が比較的時間を作りやすい。また、訪日観光客の1人あたりの平均消費額は3000元(約6万円)~5000元(約10万円)であり、国内の長距離ツアーの相場に近く、人気を得やすい。さらに、日本の中国人に対するビザ発給要件の緩和政策や、円安により安く買い物ができるなどの要因も、訪日旅行の人気をさらに押し上げている。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年6月26日            


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