PK、ゴールの枠に当たったシュート、痛恨のオウンゴール……これは、2日に行われたサッカー女子W杯カナダ大会準決勝の日本対英国の試合内容の概要だ。最終的な勝者は、中国のサッカーファンの記憶にも残っている37歳の澤穂希、31歳の大野忍、30歳の宮間綾、そしてベテラン勢が率いるなでしこジャパンだ。銭江晩報が伝えた。
それにしても非常にドラマチックな幕切れだった。実は、人々は前大会の覇者であるなでしこジャパンの主力メンバーがすでに30歳を超え、旬を過ぎていることから、今回のW杯では惨めな姿をさらすことになるだろうと予測していた。しかし予測に反し、なでしこジャパンは再び4年前の前回大会と同様、落ち着いた試合運びで、運を見方につけ、変わらぬ勇姿を見せている。