〇やや多い「子涵」
覇気のある名前、首位は「謝祖隆恩」
統計的に見て、杭州の親が子どもに名前を付ける際に最も好んで使う字トップ10をチャートにまとめた。親御さんの3分の1は、自分の子供の名前の一部にこれらのうち1つが当てはまるのではないだろうか。
「同名」の同級生に出会う確率が最も高い名前トップ10のいずれかの子供は、この9月、同じ名前の同級生に出会うケースが多々あると思われる。
また、調査の結果、杭州の親は、子供の名前に同じ発音や漢字の語呂合わせを使う傾向にあることが分かった。
・覇気がありやや高慢ちきタイプ:城西第一小学校の「謝祖隆恩」さん(教師によると、この児童の妹は「謝祖盛恩」といい、現在幼稚園に通っているという)。このほか、「唐朝」「姜涞」という名前もあった。
・心スッキリ晴れ晴れタイプ:「陽光」「盛開」「程曦」など
・ポジティブ向上タイプ:「陳穏」「尚進」など
・奇抜なアイディア創出タイプ:「陳汁」「顧問」「尹号」など
・「ベストウィッシュ(真心祈願)」タイプ:「許諾」「袁満」「童心」など
このほか、今年の新一年生の名簿には、「卜希金(プーシキン)」「俞果(ユゴー)」「羅納徳(ロナルド)」「陳経綸」「李小竜(ブルース・リー)」「馬天宇」「焦恩俊(ヴィンセント・チャオ)」など、国内外の有名人と同じ名前もあった。
杭州市の戸籍管理担当者によると、名前を変えるには、大変複雑な手続きを踏む必要がある上、18歳未満の市民が姓名の変更を申請する場合、チャンスは1回のみで、手続きが極めて厄介という。したがって、新しくパパやママになった人は、子供に名前をつける際には、よくよく考えた上でつけた方が良い。子供が同名の人と頻繁に出くわすことのないよう、この調査結果を保管しておくのもひとつの方法だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年7月10日