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ロボカップ2015、中国自主開発の通訳ロボットが登場

人民網日本語版 2015年07月24日14:23

第19回ロボカップ世界大会が、安徽省合肥市で19日に開催された。開幕式において、張軍・合肥市長の英語通訳とロボカップ国際委員会・野田五十樹会長の中国語通訳を担当した中国自主開発ロボット「フェイフェイ(飛飛)」が、見事な通訳ぶりと正確な発音を披露した。また、「フェイフェイ」の豊かな身振り手振りや表情は、来場者から大好評を博した。中国新聞網が伝えた。

この通訳ロボットは、科大訊飛株式有限公司が研究・開発した、同社「超脳計画」の段階的成果である。同計画は、ハイレベル人工知能に焦点を絞った最先端の重大プロジェクトであり、ロボットの機能を「会話が可能」から「理解・思考が可能」のレベルに引き上げるという目標に近づく中核プロジェクトでもある。

科大訊飛の劉慶峰・董事長によると、「フェイフェイ」は、わずか1秒以内に、中国語から英語および英語から中国語への通訳が簡単にできるという。このロボットは、2014年音声翻訳技術のための国際評価ワークショップ(IWSLT 2014)の英語・中国語通訳部門コンペティションにおいて、米マサチューセッツ工科大学(MIT)や日本の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)など世界トップレベルの大学や研究機関をおさえ、見事第一位に輝いた。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年7月24日

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