元残留孤児・大道武司さんが語る中国の養父「親子三代を育ててくれた」 (3)

1986年の大道武司さんの帰国後、中国に残った長男と養父母

2013年、養父孫祥珠は96歳の長寿でこの世を去り、養父の遺言通り、その遺骨は故郷の哈爾浜に持ち帰られ、養母と合葬された。

過去数十年を振り返り、大道さんは自らの波乱の人生の根源が日本が発動した侵略戦争にあると話す。「私たちは戦争の被害者であり、戦争さえなければ両親や兄、妹が早死にすることもなく、孤児になることもなかった。戦争には断固として反対する」と語った。（編集IM）

「人民網日本語版」2015年8月12日