2015年8月28日  
 

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米国は一体日本の何を「歓迎」しているのか? (2)

人民網日本語版 2015年08月28日08:16

 さらに一歩踏み込み、米国は日本が共に努力して、米日同盟がアジア太平洋で「主導的」役割を発揮するようにすることを歓迎している。米日はどちらも南中国海紛争の関係国ではないにも関わらず、南中国海問題に執拗に介入している。両国はすでに共同パトロール行動の意図を示している。

 安倍首相に対する米国の「歓迎」が、同盟関係を道義的責任よりも重視するものであることは明らかだ。小さなグループの利益のために、米国は日本が今後向かう方向が周辺国の重大な懸念を引き起こしていることを顧みず、安倍首相のいわゆる「積極的平和主義」理念を支持している。安倍談話を「歓迎」する声明で、米国は日本が「国際平和・繁栄への貢献を今後拡大すると保証した」ことを重視した。米国は自衛隊が米国による地域や世界での行動により円滑に参加できるよう、日本の集団的自衛権の行使容認を後押ししている。

 だが、自らの利益のみを追求しては他の国々の尊敬と同意を勝ち取ることはできず、反対に地域安定の足手まといとなるということを米日ははっきりと認識するべきだ。日本は歴史を直視して初めて、真に「歓迎」されうる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年8月28日


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