規範化でさらなる原動力を
さくら産業が混乱しているため、中国のさくら産業の大半を担う広州天適集団が筆頭となり、中国さくら産業協会が発足。政界や商業界、メディアの資源などをまとめることで、巨大な社会的価値を生み出し、企業にイメージ構築と宣伝、商機の発掘と連結などを提供する優良資源プラットホームを提供している。
さくら産業の今後について、同集団の何宗儒・董事長は、「さらに規範化すれば、中国のさくら産業はさらに強い原動力を得て、急速に発展するだろう。中国の植樹規模は既に日本を超えている。品種の面では、日本のさくらの80%は白であるの対し、中国は85%が赤とピンク。大きな違いがある」との見方を示す。
現在、観賞価値のあるさくらはいずれも香りがしない。中国さくら産業協会の指導の下、同集団は、香りがするさくらを栽培している。今後市場に出れば花見の時に、独特のさくらの香りも楽しむことができるようになる。同集団はさらに、クローン技術を使って、さくらの木の色や開花時期を最適化し、そのメリット向上にも取り組んでいる。
台湾の台美さくら紅景観園芸の責任者・連文徳さんは、「中国は土地が広大で、気候、地理条件もさまざま。さくらの品種も多くなり、中国のさくら産業の前途は明るい。必ず世界一になる」と話す。
「人民網日本語版」2015年8月31日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386