西蔵(チベット)の自然環境は極めて厳しいが、この地は、英雄を輩出してきた土地だ。自治区が成立して50年、西蔵の繁栄・発展と安定のために、各民族の若者達は、世界の屋根・西蔵で奮闘し、多くの英雄伝説を広く世界に残してきた。新華社が報じた。
〇自分たちの軸をしっかり守り、長期にわたって培ってきた「古き西蔵精神」
1951年、西蔵平和開放という任務を全うした後、人民解放軍18軍政治委員の譚冠三・将軍ら共産党西蔵業務委員会指導部は、拉薩(ラサ)河谷地の砂地や沼地にある荒れ果てた土地を開墾し、穀物や野菜の種を植え、「西蔵に進駐しても、この地方のものは食べない」を実践、西蔵建設に対する西蔵駐屯部隊の士気を大いに高めた。