有名映画「グリーン・ディスティニー」の続編「グリーン・ディスティニー2:青冥宝剣」の発表会が9月14日、北京で行われ、春節(旧正月)にあたる2016年2月8日に中国での封切りが発表された。「グリーン・ディスティニー2」はやはり王度庵(ワン・ドゥーアン)の原作を基に第一部のストーリ―を引き継ぎ、楊紫瓊(ミッシェル・ヨ―)が前作に継ぐ唯一の主人公として兪秀蓮を演じる。それに加え甄子丹(ドニ―・イェン)が新たな役を演じる。京華時報が伝えた。
2000年の「グリーン・ディスティニー」を制作した李安(アン・リー)監督は一躍ハリウッドで有名になり、映画は最優秀外国語賞を含む4つのアカデミー賞を獲得し、現在のところこの記録はまだ破られていない。
「グリーン・ディスティニー2」においても李監督に依頼したところ、遠回しに断られた。「霍元甲」を制作した香港の于仁泰(ロニー・ユー)監督は不安を拭えないとして拒絶、最後は「難しいがやるしかない」ということで袁和平(ユエン・ウーピン)監督が引き受けた。続編のプレッシャーに話が及ぶと袁監督は「『グリーン・ディスティニー』の撮影時、最初から最後まで、大成功を収めた作品があったが、是非試してみたいと思った」と語る。袁監督は甄子丹の恩師にあたり、甄子丹は最終的に他の映画を断り「グリーン・ディスティニー2」に加わることを約束した。これは1996年の「アイアン・モンキー」での共演以来、約20年ぶりに再び2人が手を結ぶ作品となる。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年9月16日