韓国サムスン電子の携帯電話部門が大規模リストラを行うとのうわさについて、サムスンは14日にこれを否定し、中国ではリストラの予定はまったくないと述べた。「京華時報」が伝えた。
同日伝えられたところによると、韓国サムスンの携帯電話部門は中華圏でリストラを準備中で、正式な文書はまだ発表されていないが、従業員には口頭で知らされている。地域ごとにリストラの比率は9~20%と異なり、対象は市場、販売、研究開発など複数の部門に及び、規模は1千人に達する見込みだという。サムスンはこの情報を否定し、中華圏関連部門の関係者も、「サムスン電子の各部門は目下、中国でどのようなリストラも計画していない」と述べた。
サムスンのリストラのうわさが流れたのはこれが初めてではない。先週は海外メディアがスマートフォンの売上低迷を受け、本部で10%の人員削減を行うと報じた。だがサムスンはこの報道を否定し、一部の従業員の配置転換を行うに過ぎないとコメントしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月15日