9月2日から12日にかけてイタリアで開催される「第72回ヴェネツィア国際映画祭」のノミネート作品とオープニング作品が29日に発表。バルタザール・コルマウクル監督が旗を振り、俳優のジェイソン・クラークやロビン・ライト、女優のキーラ・ナイトレイがメインキャストを務める「エベレスト3D」がオープニング作品に選ばれた。一方、中国の管虎監督の新作「老砲児(Mr.Six)」は、クロージング作品に選ばれた。同映画祭のレッドカーペットに、同映画でメインキャストを務めた俳優の馮小剛や張涵予、李易峰、呉亦凡、白挙綱、女優の梁静、許晴などが登場することになる。
同映画祭のコンペティション部門には、英国のトム・フーパー監督が旗を振り俳優のエディ・レッドメインがメインキャストを務める「The Danish Girl」やイタリアのルカ・グァダニーノ監督が旗を振り、女優のダコタ・ジョンソンやティルダ・スウィントン、俳優のレイフ・ファインズがメインキャストを務める「A Bigger Splash」、中国の趙亮監督が旗を振るドキュメンタリー映画「Behemoth(仮名「悲兮魔獣」)などがノミネートされている。蔡明亮監督のドキュメンタリー映画「Afternoon」も、コンペティション外にノミネートされた。
今回の同映画祭では、中国人が大活躍となりそうで、上記の中国語映画のほか、審査委員として台湾の侯孝賢監督も選ばれている。さらに、香港の陳果監督がオリゾンティ部門の審査委員を務める。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月31日