中国の習近平国家主席が22日、国連創設70周年記念サミット出席を兼ね、オバマ大統領の招きを受けて米国訪問を始めた。習主席の米国公式訪問は今回が初めて、国連本部の演壇にも初めて姿を見せる。この2つの「初めて」は、国内外のネットユーザーから大きな関心を集めた。彼らのコメントでは、「期待」という言葉がキーワードとなっている。人民日報海外版が報じた。
〇国内のネット民「庶民により多くの恩恵がもたらされることを期待」
「中国の国家指導者による訪米は、その時によって程度の差はあるが、両国関係の健全な発展を促進した」-中国国内のネットユーザーが熱い議論を繰り広げる中、「誇り」や「賛辞」よりも多かったのは、「期待」だった。
Aさん「習主席の訪米で、中米関係さらには世界平和の発展が新たな段階に入るに違いない。習主席がオバマ大統領としっかり手を繋ぎ、素晴らしい未来を一緒に創出してほしい」
Bさん「現在、中米両国の間に、インターネット分野で多くの相違点が存在しており、サイバー空間において両国のいざこざが時々発生している。サイバー攻撃などの問題が頻発し、サイバーセキュリティに対する脅威が高まり続ける状況のもと、中米両国は、相互信頼を強め、サイバーセキュリティの分野で協力を展開し、相違点を適宜処理することは、極めて重要な課題といえよう」
Cさん「習主席の訪米をきっかけに、経済貿易分野での中米協力に新たな道ができることを期待している。両国が早急に互恵・ウィンウィン成果の見込まれるハイレベル協定を取り交わし、両国の各産業界や国民に幸福をもたらし、世界のための投資ルールの完備に向けた探求が進むことを切に望む」