第9回茅盾文学賞の授与式が9月29日に中国現代文学館で行われ、格非の『江南三部曲』、王蒙の『這辺風景』、李佩甫の『生命冊』、金宇澄の『繁花』、蘇童の『黄雀記』が受賞した。
『江南三部曲』は百年のスパンで、革命史と精神史の中で、重要な現代的命題を綴っている。『這辺風景』は多民族が共に生活する新疆の姿を生き生きと描いている。『生命冊』は伝統的な郷土から現代都市への大きな飛躍の中で「土地を背負って歩む」人々に深い関心を寄せている。『繁花』の主役は時代の変遷の中で移り変わり、成長する大都市上海だ。『黄雀記』は時代の変遷の中での人々の心を描き、三世代の命運が奥深く精緻な精神の姿を伝えている。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月1日