日本僑報出版社が22日、中国語書籍22作品の日本語版著作権を一度に導入した。これほど大規模な導入は両国出版界では非常に珍しい。日本政府が新安保法案を可決し両国国民が不安を覚える中、今回の動きが両国の文化交流に積極的要素を増やすことは間違いない。中国新聞網が伝えた。
中国外文局の陸彩栄副局長は契約調印式典において、中日の出版協力は外文局の重要な長期プロジェクトの一つで、今回の契約は両国の出版協力と両国国民間の相互理解に資するものとなると述べ、「出版を通じて中日双方のプラスのエネルギーを発信することは、国際文化交流の推進、そして国際関係の正常な発展の上に重要な意義をもつ」と挨拶した。
式典後、日本僑報の段躍中・社長は「一人の出版者の中国の夢」をテーマにした講演において、「海外の中国語メディアが『中国ストーリー』をしっかりと伝えることは、海外で暮らしながら祖国に心を繋ぐ海外の中国語メディア人の使命である」と述べた。また段社長は、今後日本で「中日友好読書月間」や「中日友好児童読書週間」といったシリーズイベントを展開するとともに、中日友好図書館を設け、「中国ストーリー」が日本の一般市民に届くようさらに貢献していくと紹介した。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年9月24日