2015年10月9日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

敦煌の莫高窟、予防型保護を実現へ

人民網日本語版 2015年10月09日14:27

天津大学が8日に発表した情報によると、天津大学文化遺産保護・伝承情報技術研究センターは敦煌研究院およびその他の機関と協力し、3年間の取り組みを経て、莫高窟壁画のわずかな変化の検査・測定およびリスク管理システムの研究で重大な進展を実現した。莫高窟のモニタリングの精度を、100年周期の手動モニタリングから、1年周期の自動モニタリング(0.1ミリ級)に引き上げ、文化財本体のモニタリングの効果的な手段の不足という重大な問題を解消した。壁画の病害メカニズムの研究を掘り下げ、最終的に文化財の予防性保護を実現するため堅固な基礎を築いた。人民日報が伝えた。

天津大学ソフトウェア学院の張加万教授は、「我々は、壁画本体のモニタリング―関連性の分析―実験室での研究―逆方向の管理という、莫高窟壁画の予防型保護リスク管理システムを開発した。これによりデータに基づく敦煌の保護が可能となる」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年10月9日

関連記事

コメント

最新コメント