2015年10月14日  
 

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第1~3四半期、輸出入総額は17兆元超に 増加幅は縮小

人民網日本語版 2015年10月14日13:15

中国国務院新聞弁公室は13日午前の定例記者会見で2015年第1~3四半期の輸出入状況を発表し、記者からの質問に答えた。中国経済網が伝えた。

税関総署の黄頌平報道官は、輸出入状況について以下のように述べた。

今年に入って以来、世界経済の深いレベルでの調整が続いているが、全体的に回復力に乏しいことから、見通しは依然として不明だ。中国経済の下振れ圧力は比較的大きく、輸出入の増加幅は縮まっているが、対外貿易の質と利益は改善されている。輸出入の発展は新常態(ニューノーマル)に入った。税関の統計データによると、第1~3四半期の輸出入総額は前年同期比7.9%減の17兆8700億元(1元は18.9円)となった。うち、輸出は同1.8%減の10兆2400億元、輸入は同15.1%減の7兆6300億元となった。貿易黒字は82.1%増の2兆6100億元に達した。

黄報道官は2015年第1~3四半期の輸出入の特徴として、次の7点を挙げた。

(1) 第3四半期の輸出増加幅は縮まっているが、月ごとに比べてみると、減少幅は縮小している。

(2) 一般貿易輸出は増えつつあり、貿易の構造は改善されている。

(3) 新興市場と「一帯一路(1ベルト、1ロード)」沿線国の一部を対象とする輸出の増加は著しく、貿易パートナーの多様化を実現した。

(4) 広東など対外貿易規模の大きい省・市の増加幅は全体を上回っており、優位性が著しい。

(5) 対外貿易の主体に占める民間企業の割合が上昇し、対外貿易の主体がより多様化した。

(6) 機械・電気製品の輸出額は増えており、輸出製品の構成は改善されつつある。

(7) 大口商品の一部は輸入量が増加したのに対して、価格が下落したことから、貿易価格の条件は明らかに改善されていることが明らかになった。(編集JZ)

「人民網日本語版」2015年10月14日

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