中国エネルギー報社が主催した「2015年グローバルエネルギー企業500社番付発表会及び新エネルギー発展ハイレベルフォーラム」が11日に北京で行われた。人民日報社や関連部門・委員会の指導者、学術専門家、工業・商業界の関係者ら約200人が参加し、新エネルギー産業の発展について率直な意見交換を行い、智慧を寄せ合った。
人民日報社の張建星副社長はあいさつの中で、「中国は2020年までに非化石エネルギーの消費量を1次エネルギー消費全体の15%にすると約束し、2030年には20%にすることを提起した。この過程では、各種の新エネルギーがますます重要な役割を演じることになる。『1ベルト、1ロード』(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の建設に促されて、一連の優れた中国新エネルギー企業が海外進出を加速させ、クリーンエネルギーの生産能力、先端技術、先端設備を世界にもたらしており、中国新エネルギー産業は今後ますます密接に世界に融合していくとみられる」と述べた。
番付をみると、2015年トップ500社のうちアジア企業の総営業収入は1兆653億元(約20兆2115億円)に上り、500社全体の37.60%を占め、初めて欧州を抜き大陸別で世界一になった。アジア企業は263社が選ばれて全体の52.6%を占め、こちらも世界一だった。中国企業は168社で昨年より5社増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月12日