中国人観光客で沸く世界各地　事件や事故に巻き込まれるケースも増加 (3)

国慶節に合わせた連休中、中国人観光客は再び日本で「爆買い」。百貨店などの「救世主」となった。そのため、海外各国は中国人の抱え込みに躍起になっているのだろうか？もちろんそうではない。「歓迎」ムードは、今年初め、中国のパスポートの「価値の高さ」について論議されている時に既に始まっていた。

新華国際によると、今年10月の時点で、中国人はパスポートがあれば、モルディブ、セーシェル、サイパン、マダガスカル、済州(チェジュ)島などを含む50の国や地域にノービザ、もしくはアライバルビザで入国することができる。

各国が中国人観光客に対する優待策を実施しているのは、中国国力が高まっていることに加えて、中国人の「懐」とも関係がある。お金も能力もあれば、海外旅行も手軽になり、中国人は歓喜している。