国家統計局が発表したデータによると、9月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇、前年同期比1.6%上昇した。工業生産者物価指数(PPI)は前月比0.4%低下、前年同期比5.9%低下した。PPIの前月比の低下幅は縮小したものの、前年同期比では43ヶ月連続の低下となった。
9月、PPIの前月比の低下幅は縮小、前年同期比の低下幅は前月並みとなった。
PPIは前月比0.4%低下、低下幅は前月より0.4ポイント縮小した。主な原因として、まず、多くの工業業界で商品価格の前月比低下幅が縮小したことが挙げられる。例えば、▽石油加工▽非鉄金属製錬および圧延加工▽石炭の採掘や洗鉱--の3業界の商品価格はそれぞれ2.2%、0.5%、1.0%下落したが、下げ幅は前月よりそれぞれ3.9、1.8、0.8ポイント縮小した。次に、一部の工業業界の前月比価格が下落から上昇に転じた。うち、コンピュータおよび通信・その他の電子設備製造業の価格は0.3%上昇、文化教育・工芸美術・スポーツ・娯楽用品製造業は0.7%上昇した。
PPIは前年同期比5.9%低下、低下幅は前月と同じだった。業界別に見ると、石油・天然ガス採掘が40.6%、石油加工が24.5%、非鉄金属製錬および圧延加工が18.7%、石炭の採掘や洗鉱が15.4%それぞれ低下し、今月のPPIの全体水準を合計で前年同期比約3.4ポイント引き下げた。これは全低下幅の58%前後を占める。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年10月15日