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アジア・ブランド・トップ500  「人民日報」が紙媒体1位に

人民網日本語版 2015年09月22日13:50

2015年の「アジア・ブランド・トップ500」が21日午後、香港のJWマリオット・ホテル香港で発表された。これはブランド評価機関の「ワールド・ブランド・ラボ」が行ったアジアブランドの影響力についての10回目のランク付けとなる。トップ3には韓国のサムスン、日本のソニー、中国工商銀行が並び、アジアの伝統的紙媒体の分野では「人民日報」が1位に躍進した。人民網が伝えた。

同ランキングの評価基準はブランドのアジアにおける影響力で、ブランドの市場開拓の力、シェア、利益獲得の力も評価に含まれる。今回は20カ国・地域の500ブランドが選ばれ、国・地域別では中国(香港、澳門(マカオ)、台湾地区を含む)が204ブランドに上り、全体の40.8%を占めて1位になり、2位は日本の156ブランド(31.2%)、3位は韓国の48ブランドだった。

中国ブランドの上位3位には工商銀行、国家電網公司、中国人寿保険が並んだ。伝統的紙媒体の分野では人民日報が昨年より2つ順位を上げて56位となり、日本の「読売新聞」を初めて抜き、アジアの紙媒体でトップに立った。

ワールド・ブランド・ラボがブランド影響力を評価する基本的指標にはシェア、ブランドへのロイヤリティ、アジアでのリーダーシップが含まれる。今回の発表会に出席した米エール大学マネジメントスクールのラビ・ダール・シニア教授は、「インターネットがアジア企業とアジアブランドにひっくり返るような変化をもたらし、伝統的ブランドにとっては、デジタル化の挑戦にいかに向き合い、デジタルブランドへの自主的なモデル転換をいかに行うかが、急務となっている」と述べた。

同機関は有名なビジネスメディア機関のワールドエグゼクティブグループの付属機関で、米ハーバード大学、エール大学、英国のオックスフォード大学といった世界最高レベルの学府から専門家や顧問を招聘している。その独創的な評価方法である「VBA Tools」(ブランド付加価値ツールズ)は企業界や金融界に幅広く認められるものだ。アジア・ブランド・トップ500は2006年から毎年1度発表されている。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年9月22日

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