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<企画>商務部記者会見、1~9月の商務運営状況を発表

-商務部記者会見報道集-

人民網日本語版 2015年10月27日11:20

年初以来、国内消費市場の運営状況は全体として落ち着いており、経済成長を安定させる重要な役割を果たしている。国家統計局がまとめたデータによると、第1~3四半期(1~9月)の社会消費財小売総額は21兆6千億元(約408兆348億円)に上り、前年同期比10.5%増加し、増加率は上半期を0.1ポイント上回った。物価上昇要因を考慮した実質成長率は10.5%だった。

9月の前月比増加率は10.9%で、増加率は8月より0.1ポイント上昇し、単月の増加率としては2カ月連続の上昇となった。消費の経済に対する牽引効果が増強を続けており、第1~3四半期の最終消費支出の国内総生産(GDP)の伸びに対する貢献度は58.4%で、前年同期比9.3ポイント上昇した。

■消費市場には主に6つの注目点

沈丹陽報道官は、「消費市場には主に6つの注目点がある。1つ目は新型業態の急速な成長、2つ目は住居関連消費の段階的回復、3つ目は基本的な生活用品の消費における硬直的需要(値段の影響を受けにくい需要)の伸び、4つ目は大衆のレジャー消費の注目点の相次ぐ登場、5つ目はますます旺盛になる省エネ・スマート消費、6つ目は消費価格の基本的な安定だ」と述べた。

9月の全国輸出入総額が前年同月比8.8%減の2兆2200億元になったと発表した。うち輸出額は1.1%減の1兆3000億元、輸入額は17.7%減の9200億元で、黒字額は96.1%増の3762億元。ドル換算では、全国輸出入総額は11.4%減の3508億ドル。うち輸出額は3.7%減の2056億ドル、輸入額は20.4%減の1452億ドル、黒字額は93.3%増の603億ドル。

■5つの特徴

①輸出の下げ幅が引き続き縮小し、輸入の低迷が続いた。

②欧米およびASEANへの輸出が増加に転じ、周辺地域からの輸入の下げ幅が大きかった。

③一般貿易輸出が増加に転じ、加工貿易の下げ幅が拡大した。

④電気機械製品およびハイテク製品の輸出が高い伸び率を示し、一部の大口商品は輸入量が増加し、価格が低下した。

⑤東部地区は全国を上回り、中西部地区の下げ幅がやや縮小した。

■関連ニュース

中日韓自由貿易協定、一部議題で大幅な進展

商務部(省)の沈丹陽報道官は8日の記者会見で、中日韓自由貿易協定第8回交渉会合(首席代表会合)が先日開催されたと発表、会合では貨物貿易、サービス貿易、投資、協定範囲等の議題について活発な意見交換が行なわれ、一部の議題で積極的な進展が見られた。次回の会合は12月に日本で行われる。沈報道官は、「中日韓貿易協定の設立は三国間の産業相互の補完性の発揮、三国の貿易投資水準の潜在力向上、包括的な融合のさらなる促進に資するものである。中国は日本、韓国と共に協力する準備はできており、更なる進展を早期に得られるよう交渉を推進していく」と述べた。

 

今年1~9月に全国で設立された外資系企業は、前年同期比10.1%増の1万8980社に上った。実行ベース外資利用額は9%増の5847億4000万元(1元は約18.86円)。9月に全国で設立された外資系企業は前年同月比5.2%増の2153社、実行ベース外資利用額は7.1%増の594億7000万元(約95億6000万ドル)。

今年1~9月、一連の海外企業が新たな対中投資契約を締結し、そのうちの中米間の契約ベース外資導入額は前年同期比50%増加して、58億3千万ドル(1ドルは約120円)に達した。また契約ベース外資導入額が増加した国にはドイツや韓国などがある。中国が引き続き世界で最も吸引力のある10大投資先国のナンバーワンになった。

 ■インドの外資導入力は中国を超えていない 

記者会見の場で、メディアから、「海外の研究報告書によると、今年上半期にはインドの外資導入額が310億ドルに上り、中国の280億ドルも米国の270億ドルも上回ったという。ここからインドのFDI(対外直接投資)の吸引力が中国を追い越したことがわかるのでは」との質問が上がった。

これについて沈報道官は次のように答えた。「そのデータの出所を知らないが、別のデータに注目している。それはインドの商工省と同省産業政策促進局がこのほど発表した最新の統計データだ。そのデータによると、今年上半期のインドの外資導入額は254億9400万ドルで、このうちFDIは193億9400万ドルだった。つまり上半期のインドの中国とデータを比較しうるFDIは193億9400万ドルだ。商務部が統計を取った中国の上半期実行ベース外資導入額は684億ドルで、確かなデータがすでにあるのだから、さらに論評を加える必要はない」。

中国の国内投資家は今年1~9月、世界150カ国・地域の5162社の海外企業に対して直接投資を行い、非金融類直接投資額は前年同期比16.5%増の累計5389億元(1元は約18.86円)となった。そのうち株式投資とその他の負債性金融商品への投資が21.5%増の4611億2000万元に達し、全体の85.6%を占めた。収益の再投資は6.7%減の777億8000万元で、14.4%を占めた。中国の9月末までの対外非金融類直接投資額は、累計5兆5000億元に達した。

9月の対外直接投資額は、前年同月比5.2%増の103億ドル。そのうち株式投資とその他の負債性金融商品への投資は7.4%増の89億ドルで、全体の86.4%を占めた。収益の再投資は6.7%減の14億ドルで、13.6%を占めた。 

(編集JZ)

「人民網日本語版」2015年10月27日

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