2015年11月5日  
 

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残業が慣例化する20代30代の金融族、多数が仕事に不満

人民網日本語版 2015年11月05日08:38

現代都市において、ホワイトカラーは数が多く、比較的注目を集めるグループになった。求人サイトの智聯招聘はこのほど、2015年のホワイトカラーにおける労働時間の生活の質(Quality of Life、QOL)調査結果を発表した。調査結果では「80後、90後」(1980年代、1990年代生まれ)は仕事環境の満足度が顕著に低く、3分の1のホワイト・カラーが1週間のうち5時間を超える残業を行なっていた。広州日報が伝えた。

このほど、広東省東莞市の40人余りのホワイトカラーにランダムで取材し調査を行なったところ、彼らの仕事に対する満足度は残業状態に影響されていた。「80後、90後」のホワイトカラーのうち、残業している人の比率は「70後」(1970年代生まれ)と比べ非常に多かった。金融業のホワイトカラーはより長時間残業が発生しやすい状況にあり、調査では40%の人が1週間に10時間以上の残業を行なっていることがわかった。

智聯招聘がこのほど発表した2015年のホワイトカラーにおける8時間の生活の質調査結果では「60後」(1960年代生まれ)のホワイトカラーのうち40%が仕事の環境に満足しており、「80後、90後」の満足指数は先輩方よりはるかに低く、非常に満足もしくは比較的満足とするのはそれぞれ20.6%と18.9%だけだった。

年齢層で見ると、東莞市の状況はこの調査に非常に近かった。当社の調査ではインタビューを受けた「70後」14人のうち自分の仕事環境と質に不満と答えた人はおらず、満足していると感じる人は5人で35.7%を占め、「80後」25人のうち10人が仕事環境に不満を感じるとし、満足と感じる人は5人で20%を占めていた。

仕事環境と質に不満の多くが長時間労働によるものだった。統計データでは毎週10時間以上残業するホワイトカラーの90%が「80後、90後」だ。「80後」のホワイトカラーのうち28%がこのような残業状態が存在するとしている。


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