2015年11月26日  
 

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キルギスタンの大学で中国語教える中国の大学院生

人民網日本語版 2015年11月26日12:55

蘭州大学(甘粛省)で中国語国際教育の修士課程に在籍している焦艷さんが、キルギスタン国際大学で中国語を教えて2カ月になる。焦さんは中国語教師としての任務を果たすだけでなく、切り絵細工や書道、太極拳、中国の歌などの文化を体験する授業を開催し、好評を博している。中国新聞網が報じた。

中国語国際化推進グループ弁公室の選抜により、今年8月末、蘭州大学の修士課程に在籍中の焦さんのほか、許丹さん、李貝貝さん、孔娟さんら7人が、ボランティアの中国語教師としてキルギスタンに派遣された。同大学の学生がキルギスタンの大学の教壇に立つのはこれが初めて。

李さんは取材に対して、「中国語の能力は、現地の学生の進学や就職に大きな影響を与えると深く感じる。中国に留学したり、良い仕事が見つかるようにと、この大学の学生は中国語を非常に真剣に学んでいる」と語る。

中央アジアに位置するキルギスタンは、中国の「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)構想の沿線にある。近年、中国とキルギスタンは良い関係を保っており、貿易も盛ん。多くの中国企業がキルギスタンに進出、投資している。

キルギスタンには現在、「孔子学院」3校と「孔子課堂」が数十か所あり、中国語を学べる所が主要都市にたくさんある。孔さんは派遣されたキルギスタン国立法律大学で、約60人の学生に中国語を教えている。同校では、期末テストの科目に中国語が盛り込まれ、単位も付けられる。「責任感が出るし、使命感も強くなる一方だ」と孔さん。


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