今年もあと1カ月　12月に予定される10の重要な出来事を総ざらい (2)

○2016年の祝祭日の日程が発表

　12月には、2016年の元旦、春節、清明節、メーデー、端午節、中秋節および国慶節の祝祭日の日程と調整案が発表される。

○中央経済政策会議、2016年の経済政策が決定

　2015年中央経済政策会議が例年通り12月に開催される。年に1度行われる中央経済政策会議は、中共中央と国務院が開催する最高規格の経済会議であり、現在の経済情勢を判断し、翌年のマクロ経済政策を決定する上で最も権威ある「風向計」だ。

○春運の鉄道乗車券販売がピークに

　中国鉄路総公司は公式微博（ウェイボー）でこのほど、2016年春運（旧正月の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制）期間の鉄道乗車券販売日程を発表した。これによると、春運期間は2016年1月24日から3月3日まで。鉄道部門は2016年2月1日～7日（旧暦12月23日～大晦日）が春運の人口移動のピークとなると予想している。つまり、この期間の乗車券の販売が開始される12月4日から10日にかけてが、電話・インターネットによる乗車券購入のピークとなる。

○ノーベル賞授賞式に屠呦呦氏が出席

　中国中医科学院の研究員・屠呦呦氏が2015年のノーベル生理学・医学賞を受賞したことは、今年の中国科学界における重要な出来事となった。ノーベル賞委員会によると、屠呦呦氏は12月にスウェーデンのストックホルムで行われるノーベル賞授賞式に出席するという。