〇就労収入:2014年の就労者平均収入は3万元
2014年、全国で所得のある就労者の平均収入は3万197元(1元は約19.2円)、2012年比実質成長率は9.1%。地区別に平均収入額を見ると、東部は3万3624元(2012年比10.5%増)、中部は2万6960元(同7.7%増)、西部は2万8246元(同8.4%増)だった。
〇世帯収入:格差は最大21倍
以前、あるネットユーザーが「自分は足手まとい」と自嘲する投稿を寄せた。この背景には、「所得格差」という問題がある。統計データによると、全国で世帯所得が上位20%のゾーンにある世帯の平均収入は15万3546元に達し、最低20%に留まっている世帯の平均収入都市部住民で最高収入ゾーンにある世帯の平均収入は、最低グループの約12倍、さらに農村との格差は27倍に達した。
〇男女別所得:総じて男性が女性を上回る
性別による収入状況の分析では、全体的に見て、全国であれ、都市・農村別であれ、給与所得であれ事業所得であれ、所得がある男性就労者の平均所得は軒並み、女性就労者を上回っており、極端な場合は2倍違う。全国の男性就労者の平均所得が3万3697元であるのに対し、女性は平均2万3288元。農村部住民の平均所得は、男性が2万8991元、女性が1万9567元。都市部住民の場合は、男性が4万152元、女性が2万8704元。