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中国のベンチャー企業、3D煎餅プリンターを開発

人民網日本語版 2015年09月07日14:50
中国のベンチャー企業、3D煎餅プリンターを開発

清華大学卒業生ら7人が創業したテクノロジー企業は、このほど3D煎餅プリンター(注:煎餅は小麦粉や緑豆などの粉を水で溶いて、鉄板上に広げて焼いたもの)を開発した。コンピュータで文字もしくは画像を入力することで、人の顔、建築物、キャラクターなどさまざまな形をした煎餅を作成できる。中国広播網が伝えた。

開発担当者の王キンさん(キンは金が3つ)は、「第1世代のプリンターはサイズが大きすぎ、加熱も均等ではなかった。それから第2世代プリンターの開発を続け、今年7月についに成功した」と話した。このプリンターは縦50センチ、横60センチ、高さ40センチで、上にA4サイズのプレートがのっており、下には加熱管が設置されている。プレートの上部には煎餅の生地を入れた容器が固定されており、前後左右に移動させることができる。王氏によると、このプリンターはタブレットPCで操作できる。

王氏らは今年8月21日、このプリンターを西単グルメフェスティバルに出展し、1個10元(1元は約18.5円)で計47枚の煎餅を販売した。王さんによると、このプリンターは操作が簡単で、3歳以上の子供ならば保護者の監督下で操作できるという。1台のコストは約3000元で、デザインをより美しくし、速度を上げるため改良を続けている。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年9月7日


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