国務院新聞弁公室は23日、国連気候変動パリ会議(COP21)と気候変動問題に関する国内外メディアを対象とした記者会見を行った。中国の解振華・気候変動事務特別代表が、COP21に出席した中国代表団の状況および、省エネ・排出削減に向けた政策・措置について紹介したほか、「中国の気候変動対応目標は、煙霧解消にとってもシナジー効果を持つ」との味方を示した。人民日報海外版が伝えた。
解振華・特別代表は「中国は発展モデルを転換し、構造を調整し、グリーンで低炭素な発展の道を歩みさえすれば、経済成長と二酸化炭素排出を完全に切り離すことができる。エネルギー構造の調整の結果、中国の非化石エネルギーと再生可能エネルギーが占める割合は今年年末に12%に達し、所定の目標値である11.4%を上回った。2020年にはこの割合が15%に達する。我々の排出削減目標が実現すれば、専門家の予測によれば煙霧汚染が42%減少することになる」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年12月24日