中国人民銀行(中央銀行)と国家外匯管理局は23日に公告を出し、外国為替の取引時間を延長し、条件を満たした海外の取引主体のさらなる受け入れを進めることを明らかにした。人民銀関係責任者は、「このたびの動きは国内外市場の取引参加主体を多様化し、国内外市場主体の取引ルートを開拓し、国内と海外で一致した人民元相場の形成を促進することに主眼が置かれている」と説明した。
同公告によると、2016年1月4日から、銀行間外為市場の取引システムの毎日の運用時間が北京時間の23時30分まで延長される。人民元レートの基準値及び変動幅、マーケットメーカーのオファーといった市場管理制度の適用時間もこれに応じて延長され、中国外国為替取引センターが対外的に発表する北京時間16時30分の人民元対米ドルのスポット相場取引価格が当日の終値になるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月24日