〇最も人気が高い価格帯は「中ランク」
「年夜飯」を食べる上で最も大切なのは、その雰囲気と一家団らんのムードである。各飲食業者が売り出している様々なセットのうち、最も人気が高い価格帯は「中ランク」の商品ということだ。
老舗の「年夜飯」各コースの価格は、千元から3、4千元(約1万8千円から7万2千円)までとさまざまだが、内容がある程度充実していて、メンツも保てる値段ということで、1、2千元(約1万8千円から3万6千円)のコースを選ぶ消費者が圧倒的多数を占めるという。
「愛大厨」のシェフ出張「カスタムメイド年夜飯」の価格も、中ランクの商品に人気が集まっている。今のところ、最も予約が多いのは、8人から10人用の「満堂吉慶」コースで、価格は1888元(約3万4千円)。これは、温かい料理8品と前菜4品と主食からなるコースで、老北京蒜腸(北京のニンニク風味の腸詰め)や老北京醤肘子(北京風味の豚もも肉のしょうゆ煮)など人々に人気がある伝統的な料理が含まれている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月26日