外交部(外務省)の華春瑩報道官は26日の定例記者会見で「スウェーデン国籍のピーター氏には中国の国家安全を脅かす犯罪活動に資金援助した容疑がある。中華人民共和国刑事訴訟法の規定に基づき、北京市国家安全局は4日、法に基づき住所指定・居住監視強制措置を講じた。尋問を経て、ピーター氏は犯罪容疑について包み隠さず自供した。中国の法律に基づき、中国側は2016年1月25日に彼を国外追放した」と表明した。
【記者】中国側は最近スウェーデン人のピーター氏を釈放した。釈放の理由を紹介していただけるか。
【華春瑩報道官】まず訂正する必要があるが、「釈放」ではなく国外追放だ。関係当局によると、スウェーデン国籍のピーター氏には中国の国家安全を脅かす犯罪活動に資金援助した容疑がある。中華人民共和国刑事訴訟法の規定に基づき、北京市国家安全局は4日、法に基づき住所指定・居住監視強制措置を講じた。尋問を経て、ピーター氏は犯罪容疑について包み隠さず自供した。中国の法律に基づき、中国側は2016年1月25日に彼を国外追放した。これに先立ち、領事関係に関するウィーン条約の規定に基づき、中国側はスウェーデン側に状況を通告するとともに、スウェーデン側の訪問を設定した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月27日