食べ物は常に人々に喜ばれる話題だ。食べ物には異なる食文化と知恵が含まれる。米MSNはこのほど、世界各地で最も推奨されている8種類の食べ物をまとめた。中国のチンゲンサイ、ギリシャのオリーブオイル、イタリアのトマトなどが挙げられた。生命時報が伝えた。
◆中国 チンゲンサイ
食用・栽培の5000年以上の歴史を持つチンゲンサイは、人々の間で親しまれている。しいたけやニンニクを使ったチンゲンサイの炒めものは、食卓で定番となっている。第三軍医大学栄養・食品研究センター准教授の常徽氏は、「チンゲンサイはカルシウム、ビタミン、食物繊維を豊富に含み、高血圧や糖尿病の患者に効果的だ。栄養価が損なわれるため、小松菜は長時間の調理に適していない」と述べた。
◆パキスタン インゲン豆
復旦大学付属中山病院栄養科主任の高鍵氏は、「インゲン豆に含まれるタンパク質はその他の野菜を上回り、植物性タンパクの重要な摂取源だ。インゲン豆は食物繊維を豊富に含み、腸の活動を刺激し、便秘を解消し、大腸がんを予防できる。食中毒を避けるため、インゲン豆は十分に加熱する必要がある。色が緑から灰色になれば食べられる」と話した。
◆ギリシャ オリーブオイル
常氏は、「オリーブオイルは『黄金の液体』と呼ばれる、化学的手段を用いず直接絞り出される唯一の天然油であり、高い栄養価を持つ。一価不飽和脂肪酸、ビタミンEなど人体に有益な物質を豊富に含み、血圧やコレステロール値を下げる効果があり、さらに消化系の機能を改善する」と説明した。