2016年1月18日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

「携帯片手の食事は太りやすい」 専門家

人民網日本語版 2016年01月18日08:24
「携帯片手の食事は太りやすい」 専門家

ネット上では、食事をする際に携帯をいじりながら食べるのが習慣になっている人が多く、このような人は太りやすいという噂が広まっている。広州の栄養専門家は、「携帯をいじりながらの食事は、何をどのくらい食べたのかを把握することができないため、だらだらと食べ続けると太りやすくなる。食事のスピードが速すぎても遅すぎても良くない。食事は20分前後で済ませるようにした方がいい」と指摘している。広州日報が報じた。

大都市では、仕事や生活のテンポが速く、多くのサラリーマンは、いつも仕事に追われているため、食事は物凄い速さで済ませてしまう。武装警察広東省総隊病院栄養科の曾晶科長は、これについて、次の通りコメントした。

「このような食事スタイルは、身体の健康上非常に好ましくない。食べ物を良く噛んで呑み込んでいないため、大きな塊のままの食べ物が食道などの消化管を通る際に、大きな物理的ダメージを及ぼし、消化管の粘膜を傷つけやすく、慢性消化炎が起こりやすい。そのうちに炎症が悪性腫瘍に変わる恐れもある。食事中に、携帯をいじる、あるいやテレビを観る、本を読むなどの動作を行うと、確かに太りやすい。というのも、携帯などに気を取られているため、たとえお腹が満たされても、正しく満腹感を感じることができず、知らず知らずのうちに食べ続けてしまうからだ。また、食事が不規則にもなりやすい。

1度の食事は、20分ほどで食べ終わるのが理想的だ。しっかり噛んで、ゆっくりと呑み込み、食べるという行為に全神経を集中させなければならない。食事をする環境が騒がしいと、人の味覚は鈍くなるという研究結果もある。外で食事をする際には、騒々しく落ち着かないレストランは避けた方が良い。心地良いバックミュージックが流れていれば、食事はより美味しく感じられるだろう。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年1月18日

関連記事

コメント

最新コメント