春節(旧正月、今年は2月8日)を控え、6年ぶりの豪雪が武漢市を襲った。架線が外れるか断線することでレールに接触した場合、列車の安全運行に影響が生じる。雪のリスクを解消するため、国家電網武漢供電公司は無人機を使い、武漢駅の6本の高圧架線の重点的な空中点検を行っている。無人機はすでに46回出動している。新華社が伝えた。
記者は1日、武漢駅付近の点検の現場を取材した。3機の無人機が離陸すると、無人機操縦資格を持つ4人の電力点検作業員が観測設備を使い、架線を全方位から観察した。従来の人による点検では、観察点に接近できなかったため、望遠鏡を使い遠くから見るしかなかった。
国家電網武漢供電公司は75本の架線の全面的な点検を実施するため、延べ263人の人員、延べ130台の車両、延べ46機の無人機を出動している。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月3日