2015年12月30日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

中国製無人機、団体標準が制定

人民網日本語版 2015年12月30日13:41

このほど開かれた無人機システム標準化協会理事会・技術委員会設立大会において、同協会秘書長、中国航空総合技術研究所チーフエンジニアの徐明氏は、2つの団体標準「無人機システム用語」「民間用無人機システムの分類と等級」を発表した。これは中国が初めて発表した無人機システム団体標準であり、荒削りに発展する無人機産業がより健全かつ秩序ある発展の軌道に乗ることを意味する。人民網が伝えた。

「無人機システム用語」は、無人機システムの設計・生産・消費・使用・監督管理に焦点を絞り、主に基礎的な用語、無人機プラットフォーム、搭載される装置、制御ステーション、データリンク、保障・メンテナンスなどの用語の定義を決めた。「民間用無人機システムの分類と等級」は民間用無人機システムの安全監督・管理および開発・生産に焦点を絞り、主に民間用無人機システムの構造、離陸重量・自重もしくはエアバッグシステム、動力エネルギー、目視・視覚接触操作、制御方法、感知・回避能力、設計上の最大飛行高度、最大飛行速度、リアルタイム操作距離、航続時間など16の分類・等級を定めた。

国内の無人機産業の市場規模は近年、年平均20%のペースで拡大しており、全体設計、飛行制御、ナビゲーション、遠隔操作、画像伝送などの関連技術が急速に発展している。無人機は警備・消防・インフラ・物流・農業・災害救助などで活躍している。

無人機標準には国家標準・業界標準・地方標準・団体標準など、重点が異なる標準がある。国家標準は強制的な標準であり、国家安全・公共安全・環境保護・効果的な監督管理などを重視する。業界標準は業界のハードルと基準を打ち立てることを目的としており、業界進出・開発及び生産・貿易管理・経営及び使用などを重視する。団体標準は市場に即している、市場が選択した事実上の標準で、ブランド認証標準や調達認証標準などが含まれる。これは加盟企業のブランド影響力の向上、資源融合の促進、質の高い産業チェーンの構築を促す。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年12月30日

関連記事

コメント

最新コメント