〇最も親しみやすい:武漢大生に多い「武侠小説」ファン
「学術書」好きが多い復旦大学生のほか、武漢大学の学生にも、図書館から借りる本に大きな特徴が見られる。貸出図書のトップが「神雕侠侶」であることから、同大の学生は、武侠小説をこよなく愛している状況が見て取れ、「絶代双驕」「笑傲江湖」「天竜八部」「倚天屠竜記」「小李飛刀」「楚留香伝奇」などの武侠小説が軒並みランクインした。この結果に対し、「@武漢大学学生会」さんは、「それについては認めざるを得ない。なぜかって?我々武漢大生は、『学大漢武立国(漢朝を手本として武力で建国する)』の建学精神に恥じない骨太気質の持ち主だと自負しているからだ。武漢大生が何よりも金庸の武侠作品を好む理由がここにある」とコメントした。
〇最も文学的:浙江大学に姿を現した金瓶梅
浙江大学図書館の貸出図書ランキングは、多くのネットユーザーから、「最も文学的」と評された。同校のランキングには、「平凡な世界」「狼図騰(ウルフ・トーテム)」「万暦十五年」「全球通史(グローバル・ヒストリー)」「菊と刀:日本文化の型」「天竜八部」「牛乳コーラ経済学2」「国富論」など文学、歴史、経済各ジャンルの書籍が入った。このうち「金瓶梅詞話」については、多くのネットユーザーから「びっくりした」とのコメントが寄せられた。ネットユーザー「@Goooooooooal――ミュラー」さんは、「浙江大学に金瓶梅が姿を現した」、「@唇小彩」さんは、「理屈は分かるが。それにしても、浙江大学生はどうしてこれほどまでに金瓶梅が好きなのか?」と投稿した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年2月5日